よく気がついたわね、レイコ。
そうなのよ、黒歴史さんたらかれこれ2週間もご無沙汰なの。
一体なぜなのかしら。皆目見当がつかないわ、オホホ。

それはそうと、今度はあなたの番よ、レイコ。
私がおヒップを見せたからには、あなたも自慢の巨乳をお見せなさい。
でも私の色気に太刀打ちできるかしら。それを考えれば酷な要求かしらね、オホホ。

（或る女との物語[5]）
彼女は当時から「幸せな家庭願望」がとても強かったです。
彼女の両親は彼女が幼い頃に離婚しており、彼女は母子家庭で育ちました。

父親の悪口を聞かされる日々が反面教師になり、
「私は絶対に幸せな結婚をして子供を産んで育てたい」と口癖のように言っていました。

ヘアメイクの専門学校を出てから、彼女は巨乳専門のキャバクラで長いことホステスをしていたそうです。
そこの常連客だったメイクサロンの社長からメイクの腕を買われてヘアメイクとして就職したのですが、
過食嘔吐と鬱を抱えての仕事は辛く、「早く結婚して仕事を辞めたい」といつも言っていました。

特に彼女は「子供が欲しい」という願望が非常に強く、それ故妊娠中絶を繰り返すことになってしまっていました。