新設されたばかりのアメリカ宇宙開発庁による初プロジェクト「国家防衛宇宙体系」は、大量の衛星によるグローバル監視が目的
https://www.gizmodo.jp/2020/01/national-defense-space-architecture.html
国家防衛宇宙体系(National Defense Space Architecture)は、アメリカ国防総省に
新設された宇宙開発庁による初の大規模イニシアチブ。現在、新たな防衛システムとして
衛星コンステレーション(人工衛星群)の配備が計画されています。
具体的には、7種類のレイヤーがつくられることになっていて、世界規模での軍事データの
提供、極超音速ミサイルシステムを含む高度なミサイルの検知・警告・追跡や、敵対する
可能性のある武器システムの監視、ナビゲーション機能の強化…というように、それぞれの
レイヤーに異なる役割が割り振られています。最初のレイヤーは数百の偵察衛星から構成
され、6年内に世界中を網羅できるとのこと。