「鬼滅の刃」が最高の興行収入、日本アニメ産業の市場規模は3兆円を突破―台湾メディア
2025年5月2日、台湾メディアの上報は、「『鬼滅の刃』が最高の興行収入、日本アニメ産業の市場規模は3兆円を突破」と題した記事を掲載した。
記事は、「日本アニメは多くの人々に愛されており、日本文化に触れる入り口となっている。
また、20世紀後半から現在にかけては日本の象徴的な存在となった。ここ10年、
日本国内外においてアニメ産業は驚異的な成果を上げている。日本経済が『失われた30年』や新型コロナウイルスの影響を受ける中でも、
数少ない成長を続ける産業の一つであり、そのビジネスチャンスは世界中に広がっている。24年6月4日、日本政府の『知的財産戦略本部』は『クールジャパン戦略』を策定し、
日本文化関連産業の推進を目的にアニメと和食を重点分野として位置づけた。当時の岸田文雄首相は、関係閣僚に迅速な実施を求め、
目標として33年までに関連産業の規模を50兆円以上に拡大することを掲げた」と伝えた。
また、「日本動画協会が発表した『アニメ産業レポート2024』によると、23年の世界アニメ産業の市場規模は3兆3465億円に達し、前年に比べて114.3%増加。
これは過去最高の規模であり、増加額や成長率においても新記録となる。02年の日本アニメの市場規模1兆968億円であった。
その後16年をかけて17年にようやく2兆円を突破したが、17年から23年まではわずか7年で3兆円を突破したことから、その成長速度は以前と比べ物にならないほど加速していることが分かる。
また、23年の北米アニメ映画市場の統計によると、米国とカナダ以外の海外作品の興行収入は9334万ドル(約134億円)であり、
そのうち全体の約86%を占める8170万ドル(約117億円)は日本作品だという。これにより、日本アニメが海外市場でも大きな存在感を示していることが分かる」とした。
以下ソース
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_944036/