
米ホワイトハウス、代表取材で通信社枠なくす AP通信締め出し問題
ワシントン=中井大助2025年4月16日 12時37分
米ホワイトハウス(WH)は15日、大統領の言動を代表取材するメディアのローテーションを見直し、「通信社」の枠をなくす方針を米メディアに示した。CNNなどが報じた。通信社は今後、「活字」の枠で新聞社などと一緒にローテを組むことになるという。WHがAP通信を代表取材から締め出していた問題で、連邦地裁が「他の通信社と同様に扱わなければならない」と命じたばかりだが、通信社の枠ごとなくした形だ。
WHの代表取材は従来、「通信社」「新聞」「テレビ」の枠があった。新聞などのローテはWH記者会が決定し、APとロイター、ブルームバーグの各通信社はほぼ毎日、代表取材団に加わっていた。しかし、トランプ政権になってからはWH側がローテを決定し、通信社の取材機会も減らしていた。CNNによると、WHは「通信社」の枠をなくし、代わりに「活字」の枠を設けることを決めた。通信社は今後、新聞などと同じ頻度で代表取材をするため、取材機会が激減する。
※以下ソース※
https://www.asahi.com/articles/AST4J1394T4JBQBQ0H1M.html