
◇半導体の自立に向け、次世代技術の先取りを狙う
次世代半導体技術の根幹となる研究水準も目立つ。ジョージタウン大学安保・新技術センター(CSET)が2018年から6年間、
世界の半導体新技術関連論文を分析した結果、中国は量と質ですでに米国を凌駕したことが分かった。中国研究陣の論文数は計16万852件で、
米国(7万1688件)の2倍を大きく上回っている。論文の質を示す被引用上位10%の論文の割合も中国(2万3520件)と米国(1万300件)の格差が大きかった。
CSETのジェイコブ・フェルドゴイズ研究員は「中国は人間の頭脳を模倣したニューロモルフィック・コンピューティングと光を使用した
光コンピューターなどで先頭を走るが、このような次世代技術は既存の半導体製造技術に依存しておらず、米国が統制することが難しい」とし、「中国が米国が追いつけないほど技術的跳躍を成し遂げる可能性もある」と警告した。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/330833#