
今回の会見は中居氏問題を説明するための「臨時」会見ではなく、あくまで「定例」会見の一つ。
フジテレビはそう位置づけているのだ。
だが、同サイトをさらに見ていくと、あることに気づく。
昨年1月には、「定例」社、長会見が行われていないのだ。その前の23年も22年も21年も、1月は定例会見がない。
これはフジテレビに限った話ではない。
ここ数年、日本テレビもTBSもテレビ朝日もテレビ東京も、1月は「定例」社長会見を行っていない。
新年1月は会見に代え、記者らを集めた懇談会を行い「定例」記者会見は2月からスタート。
近年、それが在京民放各局の通例になっている。
しかし、今回のフジテレビ会見は、あえて「1月度 定例社長会見」と銘打って行われた。
その経緯についてある記者は会見の質問で
「フジテレビ側から、定例会見の前倒しという形で会見をやらせてほしいと依頼があった」とし、
同社が「2月の定例会見を1月に前倒しする形で会見を開く」という意向を示したと明かした。
ではフジテレビはなぜ、シンプルに「中居氏問題を説明するために緊急会見を開いた」とせず、
「2月の会見を1月に前倒した」という「ややこしい」説明をしたのか。
https://encount.press/archives/738642/