
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202210/0015807612.shtml
2014年の衆院選において、自民党議員の41%(男性40%、女性48%)が血縁継承者とされています。
世襲議員は、与野党問わず、やはり選挙にめっぽう強く、日本経済新聞(2021年10月19日)によると、
1996年10月に小選挙区比例代表並立制が導入されてから、その時点までの8回の衆院選の小選挙区候補者、
延べ8803人について、世襲候補の勝率は、比例復活当選を含めて80%に達し、一方で、非世襲候補は30%とのことです。
小選挙区制が導入されて以降(1996年~)の内閣総理大臣12名のうち、世襲でないのは3名(菅義偉氏、野田佳彦氏、菅直人氏)で、
自ミン党に限れば1名(菅氏)、他は全員世襲ということになります。そして、現在(2022年10月24日時点)の第二次岸田内閣における
閣僚20名のうち、12名が世襲です。歴代総理や閣僚に占める世襲議員の割合は、全議員の中に占める世襲の割合より、格段に多いということになります。