
社説】食料安全保障 国内生産増やし自給率上げよ
食料自給率は、カロリーベースで2020年度に37%まで低下した。終戦後の1946年度は88%だったが、65年に73%、85年に53%、05年に40%、09年に39%と下がり続けている。
主食のコメは100%近い自給率だが、小麦は約9割を輸入しているほか、畜産物の飼料となる大豆、トウモロコシなどの穀物もほとんど輸入に頼っている。さらに国民の食生活もコメの消費は65年当時から半減した一方、パン、パスタなど小麦製品、肉類が増えたことが自給率を押し下げた一因だ。
コメの消費も増やしたい
円安が高騰に追い打ちをかけるが、むしろ奇貨として食料安保を強化すべきだ。国産穀物を増産するとともに主食コメの消費を増やし、小麦粉に代わる米粉の活用などで政府目標の食料自給率45%を達成してほしい。
後進国日本以外の他に現在もカロリーベースを使ってる国と地域
大韓民国(統一教会発祥の地)
台湾地区(統一教会)
https://www.worldtimes.co.jp/opinipn/editorial/20220519-161797/