
ダークファンタジーの代表作! 大人のためのおとぎ話の結末は…? 映画『パンズ・ラビリンス』
2022年1月19日 (水) 17:00 配信
大人のためのおとぎ話…?
今回は、ポスタービジュアルもキラキラかわいい大人のためのおとぎ話映画『パンズ・ラビリンス』をご紹介します!
…というのは、この作品の引っかけでポスタービジュアルの美しさとは裏腹になかなかにグロテスクで、
子どもの頃に観たらトラウマになること間違いなしの今作をご紹介いたします。
主人公は、本を読むことが大好きなオフェリアという少女。内戦真っ最中のスペインで、
再婚をして妊娠中の母親にくっついて戦いの最前線に向かう車の中にいます。
そもそもなんで体調がすぐれない妊娠中の母親が戦場にいるのか? これは再婚した相手である大尉の義理の父が
「男児は父親の側で産まなければいけない」という謎理論で連れ回しているのでした。
オフェリアはこの不安定な現実の世界から目を背けるために、本の世界に没頭しています。
冒頭にはこの作品の根本のストーリーとなる、不思議な物語が読まれます。
「昔々、嘘や苦痛のない魔法の国が土の下にありました。その魔法の国のお姫様が人間の世界に興味を持って
土の上の世界へ抜け出したところ、陽の光の眩しさに記憶がなくなってしまいそのまま死んでしまいました。
魔法の国の住人は、そのお姫様の魂が必ず戻ってくると信じてずっと待ち続けているのでした」
このお姫様の生まれ変わりこそ、オフェリアだったのです。こうして妖精たちに導かれてオフェリアは迷路に迷い込んでいきます…。
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