
大相撲初場所「中止とか無観客とかはない」延期は「考えていない」芝田山広報部長
https://news.yahoo.co.jp/articles/99bbfd58556643f80cd8796162a4f7964f27a174
「大相撲初場所」(10日初日、両国国技館)
日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が4日、
緊急事態宣言が今週中にも発令されることを受け、電話取材に対応した。
協会はこの日が仕事始めで協会執行部が会議を開き協議した。
同部長は「菅総理の発表内容を見ると、重点的なものは飲食に限るという話をしている。
どんな緊急事態宣言の内容になるのか、これから注視していかないといけない。
今のところ、中止とか無観客とかそういうようなことは何もない。
今のところは通常開催というふうに考えています。
万が一、方針が出された場合は、それに向けて対応を考えていく」と説明。
現時点で予定通り、大相撲初場所を開催する方針を示した。
今後、政府のまとめる同宣言の内容を注視。
協会への指示や要請があれば緊急理事会を開き、開催方式を検討していく形になる。
延期の可能性に関しては「それは考えていない。そういう話は出ていない」と否定した。
昨年4、5月の同宣言とは違い、映画館や劇場は通常通りの営業が可能との報道もある。
コロナ禍での国技館での本場所は昨年、7月、秋、11月場所と3度あったが、
いずれも感染者は出さなかった。
声を出しての声援の自粛、客席での飲食の禁止など、感染予防を徹底してきている。
「飲食スペースはちゃんと区切っているし。ソーシャルディスタンスをしっかりと協会は取っていますから。
クラスターは出ましたけど、それは部屋の中でのことなので。
大相撲を開催していることで起こっていることではなくて、
一つ一つ部屋の中で抑えていくことが大事ということでやってきている」と、同部長は話した。