平和を礼賛する日本が強者にだけ謝罪する偽善
<日本の植民地支配のせいで中国の専制統治下に置かれている弱者にも目を向けよ>
8月になると、あらゆるメディアが示し合わせたかのように戦争の特集を組むのは、世界でも日本独自の現象だろう。
日本人は皆、先の大戦を回顧し、口をそろえて反省の言葉を発し、平和を礼賛する。この日本的な美徳は必ずしも世界から評価されているわけではないようだ。
日本人同士で語り合い、日本国内での平和が強調されるだけで、国際性が低いと批判される。周辺国がいまだに時機を見て日本に歴史カードを切っていることが、
その実態を雄弁に物語っている。なぜ、日本は歴史問題が解決できないままでいるのだろうか。
原因は多々あろうが、最大の問題は日本が他者の立場に立って物事を考えることと、他者の視点で世界史を見渡すことができないからだろう。
第2次大戦中の日本の行動が「侵略」かどうか、日本の開拓した植民地が悪か否かの問題ではない。同様なことは欧米列強もしており、日本はむしろ列強の後塵を拝していた。
周辺国は、戦時中の行為だけを批判しているのではない。むしろ戦時中よりも、戦後の姿勢を問うているのだ。
軍国主義体制下から自由主義陣営に脱皮した戦後日本の言論人はリベラルと保守に分けられているようだ。
リベラルの知識人と政治家は一党独裁の中国当局に謝罪し続けてきたが、台湾と満蒙(満洲と内モンゴルの大半)には一貫して冷酷な態度を取ってきた。
彼らは、「台湾は中国の不可分の一部」「満蒙は古くから中国の領土」といった中国共産党の主張を代弁してきた。
台湾の将来は台湾人が決める、との目標を掲げていた史明(シー・ミン)のような独立派は、そもそも日本で左翼思想を受け入れた人たちだった。
本来なら日本のリベラル系闘士らと独立派は相性がよいはずなのに、彼らは一向に台湾人の悲哀に耳を傾けようとしなかった。
満蒙も同じだ。戦前と戦中においては、満洲国に渡ったことがあるリベラル系の人たち、例えば大宅壮一や石橋湛山らは声高にモンゴル独立を唱えていた。
保守派は当然、大日本帝国の属国としての満洲国を擁護していたので、両者は対立していた。
戦後になると、日本のリベラル派は中華人民共和国の中国人にだけ謝罪し、満洲人とモンゴル人の存在を黙殺してきた。
まるで中国人が満洲人とモンゴル人の主であるかのように、主にだけ謝罪し、「下僕」は無視していてもいい、という顔をしているのではないか。
これは強者にだけ陳謝し、弱者を無視するという偽善に満ちた思考方法ではないか。保守派は、植民地運営の功績を強調したがる。インフラ整備など近代化の促進に宗主国日本が熱心だったのは事実だろう。
しかし、植民地化されたが故に「台湾は中国の一部」とされ、満洲人とモンゴル人がいまだに中国の桎梏(しっこく)から独立できないでいるのではないか
。欧米の植民地は独立できたが、日本の植民地は独立どころか、かえってほかの帝国、それも諸民族の好敵手であった中国の支配下に置かれたままである。
日本の植民地支配が新たな支配、中国による専制主義的統治を招いたとの性質も認識しなければならないだろう。ここに、日本と西洋列強との根本的な差異があるからである。
日本はどうすればいいのか。欧米諸国のように、イギリスが香港に関心を抱き続けるように、旧植民地に積極的に関与するしかなかろう。
台湾の民主化と独立を支持し、モンゴルなどの少数民族が中国に抑圧され虐待されている状態から解放しなければならない。そ
うなれば、日本は周辺国だけでなく、世界中から尊敬される国家になるに違いない。
<2020年9月1日号掲載>
https://www.newsweekjapan.jp/youkaiei/2020/08/post-57.php 現代世界では騎馬民族なんて存在できないんだから無理あるんだよ
資源がなければ痩せた不毛で極寒の土地しか残らない
元から消えてく運命だった文化に過ぎない
ちょうど今岸信介の孫が総理やってるんだがそっちに送ってもいいか?
>>1
マジかよ中共の言われるがままにチベットウイグル香港内蒙台湾の独立派を見殺しにしてるリベラルデモクラティックパーティとかいう政党最低だな 日本がモンゴルを支配したことへの謝罪と、中国が今モンゴルを支配していることは残念ながら別問題
それに対してまで責任を負おうと思ったら日本は平和主義を捨てて中国と対立しなきゃいけなくなる
ソ連に支配されるか中国に支配されるかの違いしか無い
満洲族が言葉や文化をほぼ全て捨て去ったのも中国の陰謀なんですかあ??????
なんで遊牧民族がこんなチート級に強かったんだろ
何ほざいてんだ
日本軍は独立のチャンスを与えたが、共産党に敗北したのがモンゴル、ウイグル、チベットの馬鹿だろう
モンゴル帝国は先頭のほとんどが兵糧攻めで近接戦闘はしてないんだよな
外モン「一緒に独立しようや」
内モン「いや別に…」
こういう歴史あっただろ
んなこと言い出したら日本人は元寇の時の恨みがあるんだよ
なんで近代の戦争だけが重要なんだ?
元寇に関しても、台風で勝手に沈んだイメージがあるが実際は陸上戦がかなり行われてるんだよな
>>22
首都のカラコロムは世界中の富を集めた壮大な遺跡が残ってるんだろうな
行ってみたい ジャップの戦争観って本当に純度100%被害者意識だもんな
俺達こんなかわいそうな目に遭いました。こればっかり
あの過ちを繰り返さない的なこと言うけど「他国にやったことを反省しましょう」じゃないもんね
「アメリカにケチョンケチョンにされたのが辛かったから戦争なんてヤメヤメ」だもんね
満州国に内モンゴルが含まれてるの知らんやつ多いよな
満州人とかいうのは清朝数百年がラッキーだっただけではないかと
思うんだが。それ以外の人類史数千年のあいだに満州にたむろってる
女真族みたいなへんちくりんな部族が中華全土を支配してた
なんてことなかったでしょ。
一発はいったラッキーパンチを永遠の栄光と勘違いしちゃいかんでしょ。
旧植民地に責任持てよカスって言われたらなんも言い返せんわ
ていうても満州族は自ら中華に溶け込んだ感じだからなぁ
溥儀なんて女真語喋れなかったし
>>38
金国は中国半分支配してたけど
女真が後の満洲族ってのは知っとるよね? 現在内モンゴル人が植民地人として搾取されてるのは100%内モンゴル人の責任だよ
大日本帝国はお前ら土人に何度も何度も選択肢を与えてやったよな?
このままソ連と中国にすり潰されるのが良いのか近代化して独立するのがいいのか散々選択肢を与えてやっただろうが
その上で本当に人権という概念が一切通用しない倫理観の無い史上最悪の国とワースト2の国にすり潰されるのを望んだのがお前らの馬鹿な祖先だろうが
八紘一宇も五族共和も嘘っぱちの大義名分だったが、お前らが望めば叶ったんだぞ
それを断って自ら進んで奴隷になりにいったくせに今更外に責任を求めてるんじゃねーよ
内モンゴル人はこのまま貧乏のまま搾取され続けて滅びるんだよ、お前らが望んだ結末だろ
戦後内政も外交も自主的にはできなくなって、つまり主権失ったのにどうしろと
直接賠償に習近平がウンというか?
韓国みたいに、あーそれ、それはね、こっちで払っとくからこっちにまとめてちょーだいってなるだろ
また新手のアレか?
言うほど日本のせいか?
清のせいだし独立できないのはお前らと共産党の関係だろ
どうせならアメリカイギリスに再統治されたかったってのはあるやろなぁ
大陸のくせにまだ島国に影響されてんの?
そら中国に支配される訳だわ
そもそもで言えば清の建国まで遡るだろ
今のユーラシアにおける中国の領域って清の領域とほぼ同じだぞ
内モンゴル人の先祖が明を征服しないで満蒙の領域だけで我慢して発展すりゃよかったろ
内蒙古に関しては徳王が悪い
満洲に関しては溥儀が悪い
内モンゴルもウイグルも平和に統治されてるって言わないとネトウヨ認定されちまうんでね
強大化している中国から内モンゴルや満州が独立を取り戻すのは難しい
弱体化しているロシアから外満州を取り戻す方がはるかに容易い
日本の国益から考えても外満州の独立を支援し
ロシアを太平洋から駆逐する事には協力できるだろう
本当にな満州国なんか作ってしまったせいで中国の一部として抑えられてるんだよな
ただもう日本には大陸に出る能力はない
騎馬遊牧民は当初はめちゃ強だったけど、近世近代にかけて銃の発明で軍事的優位を失ったり、経済基盤のシルクロード交易が海上交易に取って代わられたことで清やロシア帝国に対して従属的な立場になってしまったのだ
内モンゴルのモンゴル族人口は日本の傀儡政権が
できた時点で3%以下。漢族は95%。独立の存続なんて
日本がいようがいるまいが絶対無理。
そもそも今のモンゴル民族が中国内でとりわけ冷遇されてたり搾取されてたりはしないだろ。主流派になることもないだろうけど
独立するより中国内で一民族として生きていくことを決めただけなんだから、よそからどうこうという話でもない
独立機運が高まってるという話も別に聞かない
まあ今となっては内モンゴルも漢民族がほとんどだろうから独立なんて現実的に無理という事情もあるだろうが
少数民族=搾取=独立志向という図式は逆に危険じゃないの
世の中多民族国家の方が普通なんだし
>>53
清は広大な領土を支配していたけど漢族に対しては儒学、モンゴルに対してはチンギス・ハーンからの血統、チベットにはチベット仏教それぞれの正当性を使い分けて統治していたんよ
これが崩れて「中国」という名の漢族への同化が行われたのは近代の話 >>28
近接戦闘が弱ければ包囲破って食い物取りに行けば良いだけだから兵糧攻め出来るってことは相当な戦力がある証拠だな 満洲人は日帝のおかげで一時的に満州国建国の夢を見れたけど
日帝がいなけりゃその一時の夢も見れなかった
>>22
なんでってそりゃ遊牧民族だからだろ
中世まで地上最強の兵器は馬 支那人ヒエラルキーじゃ支那東北部は上位に属してんだから一々文句言うなよ
広東土人に生まれるよりは余程ましだろ?w
>>22
近代以前の陸戦って
結局は必要な時に必要なだけ戦力を集められるかだから
兵士全員が馬に乗れるだけで圧倒的有利 モンゴル人って侵略と奴隷支配で世界最大の独裁国家作ったやつを英雄視してるんでしょ。まあ日本には勝てなかったが
内モンゴルの人が苗字二文字だったから中国の人が日本人と勘違いしてた
何だか良く分からんが中国共産党が崩壊すればいいんじゃないのか?
内蒙古って外蒙古ことモンゴルと部族が違うとかいって仲が悪いんだろ?
そのかわり内モンゴルはモンゴル国やブリヤート共和国より発展してるじゃん
>>62
いや、満州国からそのまま独立してりゃ良かったろ
清の一部だったのに、満州国なけりゃそのまま中華民国の一部、そして中華人民共和国の一部になるわ >>22
足にも食料にもなるモンの扱いに長けてたから 内モンゴルや満州はジャップ関係無く独立無理じゃね?
今の中国は清の時代の領土が俺らの領土だって主張してるんだから
「先祖代々我々の土地ガー」とか「先住民族ガー」みたいなウヨイズム丸出しの主張をおリベラルさんがするのは何でなの?
究極的に地球の土地は人類皆のもので先住も先祖も関係無いでしょうが
おめえ差別主義者か?
>周辺国は、戦時中の行為だけを批判しているのではない。むしろ戦時中よりも、戦後の姿勢を問うているのだ。
ジャップにはわからんよ
なにしろ現実を見る気が最初からない、というか己の周り数メートルより外は現実じゃないと多分本気で思ってる
自覚はなかろうがな
>>98
君今までにちゃんと内モンゴルに謝ったことあるの? そりゃ本当の終戦は9月なんだから
8月にやる国なんて日本だけだよ
だって戦前はそれらの地域の独立をうたって傀儡政権を立ててきたんだから
今それやったらまたやってるっていわれちゃうじゃん?w
内外モンゴルはソ連と中国の問題やぞ
日本なんか一瞬薄く居ただけ
なんでモンゴルって2つに分かれてんの?
単に地理的にぶった切られただけ?
日本の立場で独立支持するってなるとまた第二次大戦と同じことしようとしてると危惧されかねない。中国に頭を下げつつそれやるってのも不誠実に感じるわ
>>22
なんか河の存在感が前に出過ぎの地図でやだ >>1
言ってることは一見左翼的だが、
結論は完全にネオコン、ネオナチじゃねーか。
なんだこの文章。
死ね 宮脇「モンゴル史学者・杉山正明氏への反論」
『ぺるそーな』 2008年10月号 66-69頁
(冒頭部略)
彼(杉山)の著書では、宮脇の著作を利用していることが明らかであっても、
一度として宮脇の名前を挙げたことはありません。
それどころか、彼のほとんどすべての著書の枠組みの基となった、
岡田英弘著『世界史の誕生』ですら、 知らん顔をしてまったく言及しません。
今回のエッセイで杉山氏を取り上げることにしたのは、
つい最近も、宮脇が知人のモンゴル学者から、彼の著書の評価を求められたからです。
これまでも、内情を知らないマスコミから、
岡田がたまに書評を求められることがあったのですが、
その都度お断りしてきました。
その理由は、もしコメントするとなると、ほめることができず、学界の内輪話をさらけ出す、
まことにみっともない、どろどろとした文章になるに違いなかったからです。
それにもかかわらず、とうとう書くことにしたのは、若手の研究者のためです。
岡田と宮脇は、それぞれ若い頃に日本の東洋史学界の中で派手な論争をおこない、
後味の悪い思いをしましたので、もうこりごりだ、
同じようなことは二度としたくないと考えていました。
それに、論争をした結果でもありますが、日本の東洋史学界からはとっくに追い出され
て、学界とは無関係に研究を続けておりますので、学界内部の秩序について何の関心も持てません。
だから、勝手なことを言ったり書いたりしていても、大学や学界関係者の間で処
理してくれればいい、と思っておりました。
しかしながら、われわれのそういう態度をよいことに、杉山氏は、私たちの研究成果を盗んで言及もせず、
しかも最高位の賞を受賞して、ますます平然と暴言を吐くようになっています。
これを見過ごしたのでは、真理の追究に生涯を捧げてきた私たち自身の責を問われることになる、
と思うようになりました。
仕方がないので、やむを得ず、ここで一生に一度だけの文章を綴って、責任を全うしたいと考えます。
杉山正明氏は、執筆に参加したのはもちろんですが、
NHK取材班『大モンゴル』の刊行と同じ一九九二年に、
角川選書から初めての著書『大モンゴルの世界』を刊行しました。
その内容は、まったくNHKスペシャルの筋書通りで、つまり、私たちの研究のみならず、
番組に協力した学者の研究すべてを利用して、自分自身の著書にしたのです。
参考文献はわざと付けず、あとがきで「多くをたくさんの先学たちに負うている。
いちいちしるさないが、深く感謝の意を表したい」と書きました。
その後も、彼の著書は、『クビライの挑戦』も、『遊牧からみた世界史』も、『モンゴル帝国の興亡』も、
参考文献は付いていません。最後の講談社現代新書には、年表と索引は付いているにもかかわらずです。
宮脇は一度だけ、毎年十一月三日に京都大学で開かれる同窓会のような東洋史研究会大会の折、
本人に直接、参考文献のことで抗議したことがあります。
その時は、「大学の講義ノートにバラバラに書き写したものをとめたから、
参考文献をつきとめられなかった。次からは付けるから」言い訳しましたが、それきりでした。
さすがに最近のシリーズものには付いていますが、それは出版社の方針だからで、
相変わらず私たちの前はありません。
杉山氏は、長い間、京都大学人文科学研究所の助手でしたが、
一九八八年にようやく京都女子大学文学部講師、八九年には助教授になりました。
一九九二年に京都大学文学部教授となり、九五年に教授となったのは、
おそらくNHKスペシャルに参加したことも預かって力があったのでしょう。
この間の九三年秋、岡田が珍しく京都大学の歴史研究会から招かれて講演に行った時のことです。
東洋史の学生が岡田に「杉山先生がいつも授業で岡田先生のことを褒めていて、
自分がどんなに仲が いいかを自慢している」と言いました。
岡田は「杉山氏とは会ったこともなく、どんな顔をしているのかもついぞ知らない」と答えたので、
学生は絶句しました。
東京のことに疎い閉鎖的な京都で、岡田と仲がいいということを杉山氏は喧伝し続けて、
その地位を得たのではと、私たちは疑っています。
彼がチャンスを最大限に利用して京都大学教授になったことに文句を言うつもりはありません。
問題は、学問や世間に対して不真面目だといことにあります。
他人の研究を黙って使っていることをごまかすためしょうか、文章をもとの三倍ほどにふくらませて、
余計なことを言うので、結果的に、それはないだろう、
いうほど言い過ぎて、学問上まったくのでたらめになるのです。
私たは、自分たちの本が使われた箇所でのみ、それがわかるのですが、
おそらく他の学者たちも同じ思いを味っていることでしょう。
岡田は、モンゴル史のみならず、日本古代史や中国史に関しても、
ずいぶん割り切った意見の一般書を書いてきましたが、それは何十年も考詰めた結果の意見です。
私たちは、一般の読者に説明をする時にも、嘘にならないように文章には細心の注意を払っています。
杉山氏の本を読んだ時、自分たちの文章があまりに換骨奪胎されて、勝手な創作になっていたので、
いきどおりを覚え、ほんとうに悲しくなりました。
ここで、文章を比べて論じるような煩雑なことはできませんので、いつか史実の誤りだけ挙げてみます。
「モンゴル高原は、世界最大・最良の大草原である」(黒海北岸やカザフスタンのことを考えると、
こんな風に言い切ってしまえません)。
「一七五七年、乾隆帝の清朝は、ながらく宿敵の間柄にあったジュンガル王国の内紛に乗じて、
その討滅に成功した。ジュンガルの民はほとんど皆殺しにされた。
清朝は、中国本土より漢族農民を天山北側に入植させた。
遊牧民の天地であったところは、巨大で肥沃な「フロンティア」として、一挙に農耕地帯と変じた」
(漢族の入植は二十世紀になってからで、しかも一挙ではありません)。
「ハンガリーとは『フンガリア』、すなわちフン族の地を意味する」
(ハンガリーは、トルコ語の「オン・オグル」〈十部族〉という言葉がなまったものです)。
杉山氏はまた、他人の本を無断借用しながら、本人だけにわかるようにケチを付けます。
宮脇の『最後の遊牧帝国 ジューンガル部の興亡』(講談社選書メチエ、一九九五年)にあてつけて、
最新の『興亡の世界史』でも、
「遊牧民国家というと、世上しばしば、ダイチン・グルンに滅ぼされた
ジューン・ガル(モンゴル語で「右の手」、すなわち右翼を意味する)をもって、
最後の遊牧権力といわれがちではあるものの、
ドゥッラーニー帝国という名のアフガニスタン国家こそが、実はその名に値する」と書いています。
ところが「ジューン・ガル」はモンゴル語で「左の手」つまり左翼のことで、
彼はじつはモンゴル語を読めないのですが、このように指摘しても、
「単なる誤植だ」と言い訳するでしょうね。
以上のような次第で、読んでも不愉快になるだけなので、知人に書評を求められなければ、
購入することなかったでしょう。
今回の本も、一見、あらゆることが書いてあるように見えますが、
他の学者の研究を確実に引用しているとは限りませんので、信用できません。
軽くちゃかた言い方を好む読者やマスコミがいるから、
彼のような品のない文章でも売れるのだろうな、と思って、
半ばあきらめていましたが、一般読者だからといってバカにしてはいけないということを
実感した出来事があります。
何年か前、企業の勉強会の主幹をしている紳士が、モンゴル史を講演する学者を探して、
宮脇を尋ね当てくれたことがあります。
彼は、「杉山正明氏の本も読んだが、この人にはぜったい講演を頼みたくない、と思った」そうです。
今でも東大や京大の権威は続いていると、とくに内部の人たちは思っているでしょう。
教育学界や出版社も、シリーズものを出版する時にはその権威に頼りますし、
紫綬褒章や学士院賞を出す役所も、日本の秩序の維持に貢献しています。
杉山氏は、自分は京大教授だから、東京外国語大学名誉教授の岡田よりも社会的地位が高い、
自分の言う方が信用される、と考えていると思います。
しかし、自分のしたことは自分にります。学者である以上、
自分の学問には責任を持たなくてはなりません。
今回はじめて、岡田と宮脇は杉山正明が嫌いで、
彼の仕事を認めていない、と公表しましたから、
これからは、若手研究者が、もっと自由に研究を進められるだろうと期待します。
このような文章を書いたことによって、本人が激怒して、訴訟沙汰にならないとも限りません。
なにせ、若い研究者に長文の怒りのメールを送りつけたり、
NHKのスタッフを頭ごなしに叱りとばしたとか、
いろいろな噂を聞きましたから。もし訴えられたら、
その時には、もっと学問的な論争をしたいと思います。
ここまでアヘンの話題が出てないとか…
大日本帝国のアヘン戦略の分析
大日本帝国が、アヘン経済に依存していった背景を調べて、整理してみた。
経済構造
1930年時点で産業別有業者数(男子)をみると、農林業40.6%、漁業製塩業2.8%。一方、工業は17.2%で木竹類3.1%、紡織2.6%、機械器具2.6%、飲食品類2.3%といった割合で、農業主体だった。それが1927~29年に農産物価格が急落し、農家所得の低落、内需の不振につながった。GNPデフレータで30年は11.5%、31年は10.2%のデフレが生じていた。生糸が主要輸出産業だったが世界恐慌でこれも不振に陥った。(沢井・谷本「日本経済史」)
一方、財政収支は1920年代から均衡(赤字幅はGNP数%)を保ち、政府債務残高は1930年はGNPのだいたい40%であった。そんな中で、軍事費は20年代は3.2%、30年代前半が5.4%と高水準で他の歳出を圧迫していた。戦費調達が課題だったと考えられる。
アヘン戦略
そこで関東軍、満洲官僚らは、アヘンによって戦費を自主調達しながら支配地域を拡大する戦略を立てた(江口圭一「日中アヘン戦争」。
(1)市場
中国では東インド会社の仕業でアヘン吸引の習慣が残っていた。当時の中国の人口は約5億人、アヘンを再び広めれば膨大で根強い需要が生まれると考えた。生アヘンを直接入手すると製造利益率は80~95%も上がる。なお日本や朝鮮はアヘンの習慣はなく、日本ではアヘンの代わりに酒を奨励して酒税を戦費に当てていた。
(2)競合
18世紀末からイギリスが植民地インドでアヘンを生産・専売して、中国に輸出してきた。しかし20世紀に入るとこれが国家犯罪としてイギリスへの非難が強まり、1912・25・31年に四つのアヘン国際条約がつくられて国際連盟主導で成立した。日本も調印・批准している(松岡洋右が国際連盟を退席したのは、条約違反、つまりアヘンを使った中国支配への非難が集まったからだ)。
中国でも国民党政権が1929年から禁煙法を公布・施行して、勢力圏では公開銃殺を含む厳格な禁圧措置をとり、5か年禁煙化計画は達成されつつあった。ただし軍閥の支配する北方、西方、西南方では公然とケシが栽培され大きな財源となっていた。
(3)大日本帝国
アヘン事業には有力な手がかりがあった。
調達:朝鮮では第一次大戦からケシ栽培がさかんになり、総督府はこの規制とアヘンを全て政府に納入する政策をとった。
製造:台湾で星製薬がモルヒネの精製に成功し、大日本製薬、三共、内国製薬等も追随して国産化していた。
テストマーケティング:後藤新平らは台湾でアヘン問題に直面し、原則禁止でいまの患者は延命するという漸禁政策をとって、「生かさず殺さず」でアヘンの収益が最大化することを学んだ。
流通:危険を伴う末端の売人は、半島でこのビジネスに手を染めた朝鮮の人びと約6万人が担う。彼らを統括するのが里見甫らで、密輸・販売は日本軍が安全を確保できた。
制度化
こうして関東軍・満洲官僚らは、重大な国家犯罪であると認識しながらも、アヘン戦略をとった。関東軍は独断で満洲を占領し、アヘンについては漸禁政策と専売制を踏襲して、巨額の利益は現地政権の財政の約3割にも及んだ。
アヘンの密造、密輸、密売は重大な犯罪であるが、日本は領事裁判権(裁判制度が不十分な国で他国人が罪に問われたら、その被告の国の領事が裁判する権利)を悪用して大目に見るという方法をとった。
このように整理すると、なぜ満洲を侵略したのか、ロクに財源もなかったのになぜ満洲で重化学工業に投資できたのか、軍事費の余裕もないのになぜ15年も中国本土で戦争を続けられたのか、なぜ敗戦直前に証拠を隠滅したのか、といった日本近代史の疑問がいっぺんに解けた気がする。
>>119
政府主導の元 三井、三菱が金儲けのためにアヘンをばら撒く
それを指揮したのが岸信介
学校では教えないが日本もアヘン戦争みたいな鬼畜なことをしていた
三菱とか三井、森永は戦争犯罪で成り上がった連中
過去、日本は世界最大のアヘン製造国でもある
東南アジアみたいに独立戦争でも起こしたらえんちゃう
日本人と手を取り合って戦った台湾人や東南アジアに聞け。
オマエラ隙さえあれば日本軍の足を引っ張ってた。
朝鮮人も同じな。文句あるなら親に言えって話しだ。
>>110
ゴビ砂漠が境界線の基準らしい
清の統治下で設定された南北の境界が国の分かれ目になり、北部はソ連の元で独立成功したが南部は中国から逃れられず今に至る モンゴル共和国は共産化の過程で独自の文字を失ってキリルに置き換わってる
内モンゴルは漢人に侵食されつつも今でもモンゴル字を使ってるよ
超大国の一員になれただけありがたく思えよ
まだ広東人みたく半分東南アジアの土人だと馬鹿にされるならともかく
支那人ヒエラルキーでは満州人はむしろ上位じゃないかw
無能で馬鹿で野蛮で残虐なダウン症そっくりのモンゴロイド
>>130
今モンゴルではモンゴル文字復活させようとしてる
逆に内モンゴルでは北京がモンゴル文字排除に動いてる ほんこれ
アジアの問題全てがチョッパリからなんだよな
>>135
そうじゃなかったら君は今頃シベリアだったと思われ 独立宣言しろや
だいたい戦後のどさくさに紛れて独立すりゃよかったのにそれをしなかったのは自身の怠慢だろ
>>22
知らなかった
どうでもいいからすぐ忘れるけど それ決めたの連合軍でしょ
朝鮮みたいに主張すればよかったのに
そんなこと言われても・・・
またハーンを選出して暴れればいいじゃない
>>100
内政干渉という単語がそこで出てくる意味が俺には理解できないが
冗談なのか正気をなくしてるのかわからないので何とも言えない
>>101
俺は一般的に「謝罪」なるものの意味を感じないので、そもそも謝るどうこうという発想自体を持ってレスしてないが
その話に乗ってやるにしても、俺一匹で謝ることが対応になるとは思えんね
批判している連中は個々のジャップにどうにかしてもらいたいわけじゃないんじゃないの
少なくとも「邪悪な考えに染まった一部によって大衆がたぶらかされてしまった」という構図が連合国の公式見解なんだからさ
その大衆と子孫としては、国民なり国家といったまとまりとしての反省が必要なんだろうよ
反省とは、思考と行動だと俺は思ってる >周辺国は、戦時中の行為だけを批判しているのではない。むしろ戦時中よりも、戦後の姿勢を問うているのだ。
ジャップにはわからんよ
なにしろ現実を見る気が最初からない、というか己の周り数メートルより外は現実じゃないと多分本気で思ってる
自覚はなかろうがな
>>150
つまり謝る気もないし内モンゴルのことをよく考えているわけではない
漠然と国民と言う概念を責めるが個人として責任を負うつもりは何もなく
無責任にネットで叩くだけ
ってこと? モンゴル国はロシア文化の影響が強いと思うのだが。
文字はキリル文字で学校の制服は女子はメイド服なところが。
昨日の友は今日の敵で最終的にみんな敵になるのが大陸の価値観みたいだからね
我々平和を愛するかよわい近代日本人としてはとうてい付き合っていられない
露出乱パしまくりのビッチ集団を横目で見ながら恐る恐るお尻触ったら集団でボコられるケンモメンみたいなもん(ヽ´ん`)
馬鹿化こいつ
自分で闘争して勝利すべきで人のせいにするな犬
ちょんクオリティ
>>152
全く違う
>漠然と国民と言う概念を責めるが
していない、「国」としてどうこうして欲しいという話であればそうするべきだが俺個人ではその替わりにならないと言ってるのみ
責めるwなんて情緒的表現やめてくれジャップらしくて気持ち悪い
>個人として責任を負う
国家として謝るということならジャップとしての俺にもその責任が出てくると思うよ
金銭だのという具体的な話ではなく、責任どうこうもな
まあ俺の思う「責任」とは、>>150で書いてる通り、反省と、同じことを繰り返さないための思考と行動を指してるがな
俺が謝罪全般に意味がないと思っているのを置いといて
他国なりが謝罪がどうこうを求めているとは限らないし、記事にある「戦後の姿勢」が謝罪を意味しているとも思えない
と書いているんだけど、なんでアンカつけてるのに相手の話を把握しようとしないんだ
全然「つまり」になってねえんだよ、ほんとジャップは会話できねえよな
コミュニケーション障害民族 ちょっと変だ、書き直す
>>152
全く違う
>漠然と国民と言う概念を責めるが
していない、「国」としてどうこうして欲しいという話に妥当性があれば謝罪なりすればいいが
俺個人ではその替わりにならないと言ってるのみ
責めるwなんて情緒的表現やめてくれジャップらしくて気持ち悪い
>個人として責任を負う
国家として謝るということならジャップとしての俺にもその責任が出てくると思うよ
金銭だのという具体的な話ではなく、道義的な観点でもそういうことを考える必要があるだろう
まあ俺の思う「責任」とは、>>150で書いてる通り、反省と、同じことを繰り返さないための思考と行動を指してるがな
「謝罪した」という形式をもって達成されたとジャップは思い込むから「姿勢」を問われているのだろうとも
俺が謝罪全般に意味がないと思っているのを置いといて
他国なりが謝罪がどうこうを求めているとは限らないし、記事にある「戦後の姿勢」が謝罪を意味しているとも思えない
と書いているんだけど、なんでアンカつけてるのに相手の話を把握しようとしないんだ
全然「つまり」になってねえんだよ、ほんとジャップは会話できねえよな
コミュニケーション障害民族 >周辺国は、戦時中の行為だけを批判しているのではない。むしろ戦時中よりも、戦後の姿勢を問うているのだ。
ジャップにはわからんよ
なにしろ現実を見る気が最初からない、というか己の周り数メートルより外は現実じゃないと多分本気で思ってる
自覚はなかろうがな
元朝で自分から中華圏に入っちゃったからなあ。一回でも入ると中共的には歴史的にチャイナの領土