
YouTubeが中国の多数のアカウントを「政治的スパム」として削除 2020年8月06日
YouTubeは中国のアカウント多数を組織的な政治的影響力の行使に従事していたとして削除した。
この4月から6月の四半期における中国アカウントの削除は2596件と急増している。
2020年の最初の四半期の削除は227件だった。
Googleは脅威分析の速報である「TAG Bulletin: Q2 2020」で、
第2四半期の状況を「削除されたチャンネルがアップロードしていたのは主として非政治的コンテンツだったが、
一部のコンテンツが中国の政治に関連していた。
内容はGraphikaが最近レポートしているものに似ており、
新型コロナウイルスが中国で発生したものでないなど、
中国側主張に対する米国の反論に関連したものも含まれていた」と述べている。
Graphikaの「スパモフラージュ・ドラゴンの復活:中国擁護スパムネットワーク再び仕掛ける」と題したレポートはこちらで読める。
それによれば中国の世界的なプロパガンダ攻勢の一環として
今年の初め頃から多数のスパムアカウントがYouTube、Facebook、Twitterなどの
ソーシャルメディア上で活動を始めていたという。
https://jp.techcrunch.com/2020/08/06/2020-08-05-youtube-bans-thousands-of-chinese-accounts-to-combat-coordinated-influence-operations/
![五毛党 「新型コロナウイルスは中国発ではない」 [787645228]->画像>1枚](https://techcrunchjp.files.wordpress.com/2020/08/2020-08-06-000-gettyimages-1086354704-e1559740226349.jpg)