
12日午前、多賀町にある産業機械の製造工場で、およそ400キロある装置が運搬中にフォークリフトから倒れ落ち、近くにいた従業員の男性が下敷きになり、死亡しました。
12日午前9時半ごろ、多賀町敏満寺にある産業機械の製造工場「fープランニング犬上工場」で、「事故があり、従業員の意識が無い」と消防に通報がありました。
消防が駆けつけると、従業員の松井茂芳さん(31)が高さ2メートル60センチ、重さ400キロある半導体の洗浄装置の下敷きになっていて、助け出されたもののその場で死亡が確認されました。
警察によりますと、事故当時、工場では装置をフォークリフトに載せて運搬する作業が行われていて、松井さんはその誘導などにあたっていたということです。
警察はほかの従業員から話を聞くなどして、装置が倒れ落ちた経緯を詳しく調べるとともに、現場の安全管理などに問題がなかったか調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20181112/2060001483.html