
http://www.sankei.com/west/news/180214/wst1802140006-n1.html
海上自衛隊舞鶴地方総監部(京都府舞鶴市)は13日、訓練飛行を終えた第23航空隊所属のSH60K型哨戒ヘリコプターから、ボルトなど部品の一部が紛失したと明らかにした。飛行中に落下した可能性がある。被害の報告は入っていない。
総監部によると、機体左側に設置された潜水艦探査用機器のカバーの固定に使用される鉄製ボルト1個と、ボルトの緩みを防ぐアルミ製とステンレス製の座金3個がなくなっていた。
ボルトは長さ約3センチ、幅約1センチ、重さ約10グラム。座金は重さ約0・1~0・4グラム。
哨戒ヘリは13日午前11時すぎに舞鶴飛行場(舞鶴市)を離陸。午後に館山飛行場(千葉県館山市)に着陸した後、舞鶴飛行場に戻った。計約5時間飛行した後の午後6時半ごろ、紛失が確認された。
飛行前の点検では異常は見つからず、運航にも支障はなかった。京都や大津、名古屋、津の各市などの上空750~3300メートルを飛行したという。