
同姓同名の人が集まってギネス世界記録に挑戦しようと、
全国の「田中宏和」さんが28日、東京都内で一堂に会した。
世界最多記録には届かなかったが、87人が足を運んだ。
発起人は東京の広告会社に勤める田中宏和さん(48)。
1994年にプロ野球のドラフト会議で、同じ名前の選手が
1位指名されたのを機に同姓同名探しを始めた。
11年にも67人が集まってギネスに申請を試みたが、
米国で05年に「マーサ・スチュワート」さんが
164人集まっていたことが判明。
以来、SNSなどで「田中宏和探し」を続けてきた。
この日は、中学生から76歳までの田中宏和さんが
北海道や鹿児島などから集まり、名刺を交わすなど懇談した。
「ドラフト1位」の田中宏和さんも大阪から参加。
発起人の田中さんは「100人ぐらいは集まりたかったが、
前回よりも多くの田中宏和さんに会うことができた。
バカバカしいが、名前だけでこんなに楽しむことができる。
この会は、人間はちょっとしたきっかけで仲良くなれる
ということを証明していると思います」と話した。
最後にオリジナルソング「田中宏和のうた」を全員で歌って巻き返しを誓った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171028-00000087-asahi-soci