0001逢いみての… ★
2022/06/08(水) 23:03:30.23ID:CAP_USER被告は同年3月16日、さいたま少年鑑別所に勤める別居中の妻を官舎近くで待ち伏せしていた。自転車に乗り浦和方面に向かう妻を見つけるやいなや、自転車の後部を掴んで自転車ごと倒し、妻の胸を持っていた包丁で刺して殺害したとされる。
逮捕当時は、事件の背景に夫婦間のトラブルがあったとみて捜査がなされているとの報道があった。ところが公判では、被告が事件前に「妄想性障害」を発症していたことが明らかにされた。妄想の影響で、妻と家族に対して一方的な憎悪を抱いていたのだという。
「殺したことは間違いありません。妻と次女は僕を自殺させようとしていました」
浅野被告は5月13日に開かれた初公判の罪状認否でこう述べた。家族が被告を自殺に追い込もうとしていたという話は、被告の妄想だ。これに争いはない。公判で検察側は、被告が当時、妄想性障害の影響で心神耗弱の状態にあったと主張。対する弁護側は、被告が当時、妄想性障害の圧倒的影響下にあり心神喪失の状態だったとして無罪を主張した。
冒頭陳述や証拠によれば、被告はもともと法務省の職員として働いており、同省で法務技官として働いていた妻と知り合って結婚に至った。ふたりには3人の娘がいる。被告はのち退職し、研究の道へ。事件当時は臨床心理学や犯罪心理学を専門とする准教授だった。ところが夫婦は次第に「生活態度や子育てへの姿勢などからお互いに不満を抱き、関係が悪化」(検察側冒頭陳述より)したという。
2019年春、妻の勤務先が変わったことにより、一家はさいたま市内の官舎に転居したが、同年9月、被告と次女だけが、神奈川県内に転居し、夫婦は別居状態となる。当時学生だった次女の通学に便利な場所だったことから決まった転居先だった。
同年10月、不調を感じるようになった被告が精神科を訪れたところ「うつ状態」と診断され、薬を処方された。症状は好転せず「遅くとも2020年1月ごろには精神的不安やストレスにより『妻と次女が自分を追い込み、財産を奪おうとしている』と思い込むようになっていた」(検察側冒頭陳述より)という。
翌月、被告はひとりで埼玉県内に転居し、次女は妻の元に戻ったが、この頃から、妻への殺意を抱くようになる。包丁を購入するなど準備を重ね、3月、犯行に及んだ。
弁護側の冒頭陳述によれば、被告が精神的不調を感じるようになったきっかけは「さいたま市に引っ越した頃から、妻が口をきいてくれなくなった」からだという。
「自分の言動が妻を傷つけたのでは、と何度も手紙を書いたが、全く相手にしてくれない。不安は増していきました。次女と引っ越して、妻と離れていれば、自分の不安も落ち着くんじゃないかと思っていたが、引っ越しても気持ちが休まることはなかった」(弁護側冒頭陳述)
妻が使用していたクレジットカードの引き落としが被告の口座からなされると「自分の財産を取られるのでは」と思い、自宅に忘れて行ったスマホの置き場所が変わっていたことで「次女が自分のスマホを見ているのでは」と疑うようになる。
5月24日の被告人質問でも、浅野被告はこうした“自分の認識”を語った。
「あるとき、私が自殺を試みた次の日に、部屋の扉が開け放たれていた……おそらく次女は、僕が自殺を試みたことを妻に伝えているんだと思いました。それなら扉を開けっぱなしにして、やりなさいと、やりきりなさいと、僕に対して妻が……それに従って次女はそうしていると思った。今までにない恐怖心を感じました」
同居していた次女が、妻の手先となって、被告を追い込んでいるという“妄想”に囚われていた被告は、次女の何気ない、あらゆる言動を「妻と次女からのメッセージ」だと思い恐怖していたのだという。
続く
以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/247461
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