※12/10(土) 6:02配信
西日本新聞
野村哲郎農相は9日の閣議後記者会見で、JA職員の間で不要な共済に自ら加入する「自腹契約」が相次いでいる問題に関し「良くない。徹底して言わなきゃいかんなと思っている」と述べ、改善の必要性を強調した。一方で「組織的にやっているわけではない」との見解も示し、職員らが厳しいノルマが背景にあると訴えていることに「目標を達成できない職員ほどそういうことを言い出す」と語った。現場のJA職員などからは「認識が甘すぎる」と反発する声が出ている。
職員らは西日本新聞の取材に「過度な目標設定があり、自腹契約が暗黙の了解として長年行われてきた」と証言している。JA鹿児島県中央会に35年間勤務した経歴のある野村氏は、自腹契約について「前は行われていた」と説明。現在は、職員個人ではなく部署ごとに営業目標を設定するように改めているとの認識を示し、「あまり最近は聞かない話だった」とした。
農林水産省は7日、来月にもJAに対する監督指針を改正し、ノルマ達成のために上司が自腹契約を促す行為などを明確に「不祥事」と位置づける方針を示した。野村氏は、自腹契約を強いることの問題点を問われても明確に答えず、「(自腹契約は)不適正な処理をやったというだけの話」と強調。「不正ではない」と繰り返した。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e1b928dc2eb6d16c757aa593f7d05c0fa18501d
西日本新聞
野村哲郎農相は9日の閣議後記者会見で、JA職員の間で不要な共済に自ら加入する「自腹契約」が相次いでいる問題に関し「良くない。徹底して言わなきゃいかんなと思っている」と述べ、改善の必要性を強調した。一方で「組織的にやっているわけではない」との見解も示し、職員らが厳しいノルマが背景にあると訴えていることに「目標を達成できない職員ほどそういうことを言い出す」と語った。現場のJA職員などからは「認識が甘すぎる」と反発する声が出ている。
職員らは西日本新聞の取材に「過度な目標設定があり、自腹契約が暗黙の了解として長年行われてきた」と証言している。JA鹿児島県中央会に35年間勤務した経歴のある野村氏は、自腹契約について「前は行われていた」と説明。現在は、職員個人ではなく部署ごとに営業目標を設定するように改めているとの認識を示し、「あまり最近は聞かない話だった」とした。
農林水産省は7日、来月にもJAに対する監督指針を改正し、ノルマ達成のために上司が自腹契約を促す行為などを明確に「不祥事」と位置づける方針を示した。野村氏は、自腹契約を強いることの問題点を問われても明確に答えず、「(自腹契約は)不適正な処理をやったというだけの話」と強調。「不正ではない」と繰り返した。
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