東京都の小池知事は、都内の経済団体と新型コロナウイルス対策について意見交換し、テレワークの徹底や出張の自粛など人の流れの抑制に向けた対策への協力を求めました。小池知事は、東京都中小企業団体中央会と東京都商工会連合会の会長とオンラインで意見交換しました。
この中で小池知事は「変異株の感染確認が日々増えている。事業者とともに徹底した対策をとり、人の流れを抑制していきたい」と述べました。
そのうえで、オンライン会議やサテライトオフィスの活用を進めるなどしてテレワークを徹底し、出勤する人を3割に減らすことや、都外への出張を自粛することなどについて協力を求めました。
これに対し団体側は、変異株の拡大による都内経済への影響に強い危機感を示したうえで「事業者にこれまで以上の対策を改めて呼びかけたい」と応じました。
一方、団体側は営業時間短縮の長期化などで多くの事業者の経営が厳しさを増しているとして、個別の事情も踏まえた資金繰りの支援を強化するよう求めました。
NHK 2021年4月15日 11時57分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210415/k10012975701000.html