パトカー事故で障害 男性が訴え
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200309/4020004895.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
3年前、早島町で20代の男性が車を運転中に、緊急走行していたパトカーと衝突した事故で、
男性が事故の後遺症で脳に障害が残ったとして、県に対して
およそ6000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
平成29年11月、倉敷市の20代の男性が軽乗用車を運転していたところ、
早島町の交差点で緊急走行中のパトカーと出会い頭に衝突しました。
男性は一時、意識不明となり、回復したあとも脳に障害が残りました。
現場は信号のない交差点で、男性の弁護側は、パトカーが一時停止をせずに交差点に入ったため
事故が起きたとして、県に対し、慰謝料などおよそ6000万円を求める訴えを起こしました。
9日、岡山地方裁判所で開かれた第1回の口頭弁論で、県は過失があったことを認め、
慰謝料の額などについて協議したいという姿勢を示しました。
県警察本部は「緊急走行中のため一時停止の義務はなかったが、
安全確認を徹底せず、事故を起こしたことは事実」としていて、
西克哉監察課長は「交通事故の相手がけがをされたことは大変残念であり、
訴えに対して誠実に対応するとともに、引き続き職員の交通事故防止に努めていきたい」
とコメントしています。
03/09 15:14