ウラン濃縮工場 工事完了延期
六ヶ所村にある「ウラン濃縮工場」について、運営する日本原燃は、国の新しい規制基準に対応するための安全対策工事が終わる時期を、「今年度中」から「2021年度」へと3年延期することを決め、国に変更を申請しました。
六ヶ所村にある「ウラン濃縮工場」は、原発で使う核燃料に必要な「濃縮ウラン」を製造する国内唯一の商業施設で、福島の原発事故を踏まえた国の新しい規制基準に対応するため、運転を停止したうえで、安全対策工事が進められています。
工事の終わる時期について、日本原燃は、これまで今年度としてきましたが、設計や工事の方法の認可に時間がかかっていることなどから2021年度に3年延期することを決め、国の原子力規制委員会に工事計画の変更を申請しました。
日本原燃は、「新しい工事の完了目標に向かって、社員一丸となって取り組んでいく」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190322/6080004223.html
2019年03月22日 15時51分、NHK NEWS WEB、青森 NEWS WEB