スポーツ用品店大手のアルペンは25日、山岳用品専門の新業態店「アルペンマウンテンズ」を名古屋市名東区に開業する。
24日に関係者向けの内覧会が開かれた。
ゲレンデ外の自然の新雪を滑るバックカントリーに適した板やブーツなど、他店にない特徴的な品ぞろえや、体験型の店内施設で集客を図る。
中部圏で最大級となる約5万点の商品があり、全280ブランドのうち100以上は従来店では扱ったことのない新ブランドになる。
ウインタースポーツや山登りのほか、山道を走るトレイルランニング、クライミングといった専門的な山岳用品を幅広く用意する。
約1億2000万円をかけ、スキーなどの用品を販売してきた「アルペン一社店」を改装した。
店全体は山小屋をイメージ。店入り口にはクライミングの壁を設置したほか、2階にはガラス張りでスキー板のメンテナンス風景が見られる「ラボ」もある。
「リアルの強みを生かす」(水野敦之社長)体験型の店舗づくりで、インターネット通販に対抗する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36870920U8A021C1L91000/