
訃報です。
「ミスター新幹線」と呼ばれ、北陸新幹線の誘致に尽力した元県知事の中沖豊(なかおき・ゆたか)さんが24日、富山市内の病院で亡くなりました。
90歳でした。
中沖さんは24日午後0時半前、肺炎のため、富山市の県立中央病院で亡くなりました。
90歳でした。
関係者によりますと、去年から肺炎で入退院を繰り返していたということです。
中沖さんは富山市出身で、東京大学法学部卒業後、1950年に現在の総務省の前身にあたる地方自治庁に入庁しました。
その後、県の総務部長や教育長を歴任し1980年、県知事に初当選。
6期、24年にわたって県政の発展に尽力しました。
県民の悲願だった北陸新幹線の整備では建設促進同盟会の会長として国と沿線の橋渡し役を務め、「ミスター新幹線」と呼ばれました。
通夜、葬儀は親族のみで執り行われ、後日、お別れの会が開かれる予定です。
一方、中沖さんの訃報を受け、県議会では石井知事が追悼の意を表しました。
「生前の輝かしい業績に県民を代表して深く敬意を表し、感謝申し上げますとともに謹んでご冥福をお祈り申し上げます」(石井知事)
その後、中沖さんの冥福を祈り黙祷が捧げられました。
2018年06月25日(月)
チューリップテレビ
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20180625122439