【アモイ=長嶋雅子】自民、公明両党と中国共産党との定期対話「日中与党交流協議会」が25日午前、中国福建省アモイで開幕した。
基調講演で自民党の二階俊博幹事長は、中国が提唱する経済圏構想「一帯一路」について「お互いの障害を取り除き、円滑にビジネスができるようになれば、相乗効果によって新しいイノベーションが生まれ、双方の利益は増大し、日中は共に発展できると確信している」と述べ、改めて協力姿勢を強調した。
中国共産党の宋濤・中央対外連絡部長も「両国の中日関係に対する改善の期待も増している。この積極的な変化は、両国の指導者のリードのもとで、両国の与党政府や経済界が努力した結果。協議会はさらに未来を切り開くという意味で重要な意味がある」と語った。
協議会は経済や政治などをテーマに行われ、26日に福建省福州で、関係発展に向けた共同提言を取りまとめて幕を閉じる。
与党交流協議会は8月に日本で開催して以来。今回で7回目となる。
配信2017年12月25日 11時28分
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