平戸市のトビウオ 価格急落
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035791931.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
「あごだし」ブームで人気を集めた平戸市のトビウオは、ことしは1箱の平均の取引額が
高騰した去年の半分以下に落ち込み、漁業者から落胆の声が聞こえています。
平戸市の「あご」と呼ばれるトビウオは、だしの原料として人気を集め、
去年は13キロ入りの1箱の取引額が平均で7700円余りと高騰し、
一時は1万5000円を超えました。
「だしブーム」に乗ってことしはトビウオ漁を新たに始める漁業者も加わり、
8月末から先月まで漁が行われましたが、市内の市場を運営する平戸魚市によりますと、
1箱の平均取引額は3200円ほどと、去年の半分以下に落ち込みました。
これは、ブームの前の3年前の平均取引額およそ3600円をも下回る水準です。
平戸魚市の担当者は、価格が下落した要因として、ブームで値段が高いイメージがつき、
業者からの買い付けが少なかったことや、宮崎などで新たにトビウオ漁が始まるなどして、
供給量が増えたことを挙げています。
平戸市漁協の関係者は
「ことしもトビウオの価格が上がるだろうと期待しすぎてしまった。
来年もどうなるかわからない」と話していました。
11/17 06:07