http://www.sankei.com/west/news/170721/wst1707210031-n1.html
21日午前1時55分ごろ、兵庫県洲本市上加茂の障害者生活訓練施設「オカピ」の2階居室内で、入所者の男性が背中に包丁が刺さった状態で死亡しているのを同施設に入所する男性が発見、110番した。
兵庫県警洲本署によると、死亡した男性は50歳代で、2人部屋の居室のベッドの上でうつぶせの状態で倒れていたという。同じ時間帯に60歳代の別の入所者の男の行方が分からなくなっており、同署員が周辺を捜索したところ、施設から約1キロ北の路上を歩いているのを発見。犯行をほのめかすような供述をしたことから同署に任意同行し、殺人容疑で慎重に調べを進めている。
同署によると、施設には2人部屋が9室あり、18人の男女が入所。遺体を発見した男性は、物音がしたので部屋の様子を見に行ったという趣旨の話をしているという。事件当時、当直の男性職員が1人いたが、異変には気づかなかったという。