三菱重工業は5日、カナダの航空機大手ボンバルディアから小型旅客機事業を買収する交渉を
進めていると明らかにした。三菱重工は国産初のジェット旅客機「MRJ」の2020年半ばの納入開始をめざしており、
競合相手を傘下に収めることで事業強化を図る。
買収交渉の対象はボンバルディアの小型旅客機「CRJ」事業。50~100席までの4機種をそろえている。
70席と90席を用意するMRJと、機体サイズの一部が重複している。ボンバルディアは、この事業から
撤退する方向で他社への売却を検討してきた。
MRJは三菱重工の子会社、三菱航空機が開発を手がけている。航空当局が機体の安全性を担保する
「型式証明」の取得に向けた取り組みが、山場を迎えている。CRJ事業の買収によって、機体を販売した後の
保守・修理体制を整えて販売力の強化を狙う。
17日からパリで始まる航空ショーで、三菱重工はMRJの「スペースジェット」への名称変更を発表するとの見方がある。
これにあわせて、買収交渉についても何らかの公表をする可能性がありそうだ。
世界の航空機メーカーは、ボン…(以下会員限定記事)
デモ飛行する三菱航空機のジェット旅客機「MRJ」=2018年7月、英ファンボロー
ソース 朝日新聞デジタル 06/05 21:56
https://www.asahi.com/articles/ASM65630PM65ULFA03Z.html
進めていると明らかにした。三菱重工は国産初のジェット旅客機「MRJ」の2020年半ばの納入開始をめざしており、
競合相手を傘下に収めることで事業強化を図る。
買収交渉の対象はボンバルディアの小型旅客機「CRJ」事業。50~100席までの4機種をそろえている。
70席と90席を用意するMRJと、機体サイズの一部が重複している。ボンバルディアは、この事業から
撤退する方向で他社への売却を検討してきた。
MRJは三菱重工の子会社、三菱航空機が開発を手がけている。航空当局が機体の安全性を担保する
「型式証明」の取得に向けた取り組みが、山場を迎えている。CRJ事業の買収によって、機体を販売した後の
保守・修理体制を整えて販売力の強化を狙う。
17日からパリで始まる航空ショーで、三菱重工はMRJの「スペースジェット」への名称変更を発表するとの見方がある。
これにあわせて、買収交渉についても何らかの公表をする可能性がありそうだ。
世界の航空機メーカーは、ボン…(以下会員限定記事)
デモ飛行する三菱航空機のジェット旅客機「MRJ」=2018年7月、英ファンボロー

ソース 朝日新聞デジタル 06/05 21:56
https://www.asahi.com/articles/ASM65630PM65ULFA03Z.html