大阪市と周辺の市のタクシー会社がタクシー台数を8%削減する方針を固め、供給過剰の解消に向けて一歩を踏み出す。2015年に国からタクシー台数が過剰だとする「特定地域」に指定され、2年近くをかけて合意の見通しが立った。タクシー運転手不足と需要減が背中を押した形だが、尻すぼみを脱するためには需要開拓の努力が欠かせない。
対象となる「大阪市域交通圏」(大阪市、堺市、東大阪市、豊中市など計8市)では当初、…
http://www.nikkei.com/article/DGXLASHD23H2X_T20C17A6LKA000/