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ノチラ ★
2017/05/20(土) 19:46:06.15 ID:CAP_USER
「愛」という行動原理をいかに増やすか
GMOインターネットグループは現在、連結100社を有し、うち9社が上場しています。子会社は上場させずに経営するほうが効率的だと言われることもありますが、私はこの仕組みが正しいという持論があります。
ダーウィンの進化論で、「生き残ったのは強いからじゃなく、変化に対応したから」という考え方が出てきますよね。まさにその通りで、大きな柱1つに頼るのは、何かあったときに怖いと思っています。グループ会社のそれぞれが上場し、第三者の目でガバナンスを効かせて、自立した組織として利益を上げる。そういう組織のほうが、変化に対応して生き残れると思うのです。
このような組織運営では、それぞれのグループ会社、ひいてはその中のパートナーが自ら考えて動く、「自走式組織」であることが求められます。中央集権で、私がトップダウンで経営できるのは、せいぜい1つの組織。パートナーが私の理念を理解し、自ら動いてくれないと、9社も上場会社があるグループが成り立ちません。
パートナーを自走させるために大切なのは、感情です。人間は感情の生き物で、理屈では動きません。人が自ら本気で何かしようと行動するとき、その動機の多くは「愛」か「憎しみ」のどちらかの感情をともない、それが原動力になっています。当社では、「愛」を行動原理にする人を増やしたい。そのためには、やはり「1番であること」が大切です。業界トップのプロダクト、サービスを提供することで仕事に誇りを持ち、社会に貢献しているという自負を抱く。そうやって、パートナーの心の中に自社への「愛」を増やしていくのです。
それがベースにあったうえで、役員の目標と結果、給料もふくめすべてガラス張りにしています。さらに一般のパートナーも、業務で関わる周囲のパートナーが評価する360度評価を取り入れるとともに、等級ランクをガラス張りにしています。このように、みんなが納得感を得られるようにすることで、やる気が起きやすい仕組みをつくっています。
まずは、組織に愛情をもってもらうこと。誇りを持ち、仲間を大事にしたいと思う風土をつくること。そのために1番であろうと言い続けること。
アートも経営も、私の中ではすべて、同じ哲学のもとに連なっています。
https://www.froggy.money/3778/
GMOインターネットグループは現在、連結100社を有し、うち9社が上場しています。子会社は上場させずに経営するほうが効率的だと言われることもありますが、私はこの仕組みが正しいという持論があります。
ダーウィンの進化論で、「生き残ったのは強いからじゃなく、変化に対応したから」という考え方が出てきますよね。まさにその通りで、大きな柱1つに頼るのは、何かあったときに怖いと思っています。グループ会社のそれぞれが上場し、第三者の目でガバナンスを効かせて、自立した組織として利益を上げる。そういう組織のほうが、変化に対応して生き残れると思うのです。
このような組織運営では、それぞれのグループ会社、ひいてはその中のパートナーが自ら考えて動く、「自走式組織」であることが求められます。中央集権で、私がトップダウンで経営できるのは、せいぜい1つの組織。パートナーが私の理念を理解し、自ら動いてくれないと、9社も上場会社があるグループが成り立ちません。
パートナーを自走させるために大切なのは、感情です。人間は感情の生き物で、理屈では動きません。人が自ら本気で何かしようと行動するとき、その動機の多くは「愛」か「憎しみ」のどちらかの感情をともない、それが原動力になっています。当社では、「愛」を行動原理にする人を増やしたい。そのためには、やはり「1番であること」が大切です。業界トップのプロダクト、サービスを提供することで仕事に誇りを持ち、社会に貢献しているという自負を抱く。そうやって、パートナーの心の中に自社への「愛」を増やしていくのです。
それがベースにあったうえで、役員の目標と結果、給料もふくめすべてガラス張りにしています。さらに一般のパートナーも、業務で関わる周囲のパートナーが評価する360度評価を取り入れるとともに、等級ランクをガラス張りにしています。このように、みんなが納得感を得られるようにすることで、やる気が起きやすい仕組みをつくっています。
まずは、組織に愛情をもってもらうこと。誇りを持ち、仲間を大事にしたいと思う風土をつくること。そのために1番であろうと言い続けること。
アートも経営も、私の中ではすべて、同じ哲学のもとに連なっています。
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